<2025年度12月の聖句>
「その名はインマヌエルと呼ばれる。」 この名は、
「神は我々と共におられる」 という意味である。
マタイによる福音書1:23
<心にとめて>
12月になりました。2025年も残すところあと一ヶ月。この時期になると、町が電飾 でキラキラして、歩いているだけで楽しい気分になります。
ですが、キラキラしているのはイルミネーションだけではありません。幼稚園のみんなもです。
2学期のはじまりから今日まで、毎日ほんとうによくがんばってくれています。日々の生活 や行事を楽しむなかで、少しずつできることが増えてきています。それが自信につながって、自分から新しいことにチャレンジしているすがたが見られます。とてもかっこいいです。
ですが、 ぼくがほんとうにいいなと思っているのは、 自分が興味のあることに一生懸命に なっていることや、できなくてもあきらめないで、 辛抱強く挑戦しつづけていることです。 がんばりつづける力を自分で伸ばすことができる。 とてもすばらしいことです。
岩槻幼稚園の子たちは、あそびの中で考えて、工夫して、やってみて、 失敗して、また考えて...。そのくり返しのなかで、体と頭の使い方を身につけて、心を育んでいます。
ですから、 できたことよりも、できるまでの試行錯誤に、その子がぐんぐん成長している姿が見えます。
人が変わっていく瞬間に立ち会える。それは幸せなことだなあと最近しみじみ思います。
大人になると、成果や結果ばかりが求められて、がんばる過程はあまり評価されません・・・。
ですからぜひ、 できたことではなく、 がんばりつづけていることをほめてあげてください。それが勉強や競技や習い事でなくても、それはその子が伸びようとしている証ですので。そうすれば、ますます輝いていくはずです。町のルミネーションなんて霞むくらいにです!
もうすぐクリスマスを迎えます。神さまがイエスさまをくださったことをお祝いするために、みんなで力を合わせてご準備をしています。
岩槻幼稚園の子たちがたからものであるのは、神さまが、たからものであるイエスさまを、ぼくたちわたしたちにくれたからです。
ですからクリスマスは「イエスさまをくれてありがとう!」の日であると同時に「イエスさま をくれるくらい、ぼくたちを大好きでいてくれてありがとう!」の日でもあります。
みんなの輝きをひとつに合わせてお祝いする、うれしいクリスマス。その日を迎えることが、今からとても楽しみです!!
岩槻教会牧師・岩槻幼稚園園長 清水義尋
